アルバイトに受かった

二週間前から面接を憂鬱に思っていた。損な性分のため、不安なことがあるとその日まで毎日こわくて何も手につかないほど緊張した毎日を送ることになる。そのxデーがたとえ半年後で、それまでの予定が毎日楽しいことだらけだとしてもわたしは「この楽しいのが終わったらxデー…」と思ってしまうのだ(夏休み初日から新学期が憂鬱になるタイプ)。
なのでここのところ家事も思うようにできず大変だった。そして今日、ブルブル震えながらアルバイトの面接を受けてきた。志望理由をスラスラ言える練習をしたけどうまく言えるかな?病気のことを聞かれたら緊張しないで話せるかな?と心配だったが、担当者は私の履歴書を裏表さっと見ていつからこられます?じゃあ月曜からね!と手短に終わらせてくれた。受かった。正直落ちると思っていたので、こんなに簡単なのは私を試すためかとも思った(何を?)。でも来てくださいと言ってもらったので多分受かったし雇用してもらえるのだろう。ありがたい。これで生活費を払える。
目の前のことに夢中になりすぎて忘れていたが、面接を受けて受かるということはアルバイトを始めるということだった。これからもずっと辛いのか……本当にすっかり忘れていた。休息の期間は、無い(もう大人だから日本では当たり前)。バイトで失敗をなるべくしないように今からまた情報を集める。頑張ります。あと怒られ(叱られ)ても新人だから仕方ないと思えるようにメントレします。

でかけにソラナックスを飲んでいったら効きすぎたようで体がぐにゃっとする。頭も働かない。でもそれくらいが丁度いい。せっかくこんな状態なら今日からでも働きたかったかもしれない。日にちが立つと不安も増えるから…
オーバードーズは今年に入ってからしていないし去年もほぼしていないが、こういう日に薬を沢山飲みたくなる。本音をいえばずっと眠っていたい。薬を飲みたいかはわからないが、みんなそうだろう。私は自分にとっての大事な局面を一旦乗り越えたので、今日くらいは意識を朦朧とさせて楽しいんだかなんだかわからない気持ちになりたいのだ。しかしその後に来るのは鬱である。これはもうわかっている。odの後は離脱症状の鬱が来ないことがない。貧血も増えるし胃も荒れて幻覚も見える。これを学んだし、何より母が落胆するのを知っているので私はもうやらない。犬をなでながら昼寝をするにとどまる。そのあとジョギングをして家事をして、味噌汁など作っていつもより帰りの遅い母を待つ。

(ハートをくれたユーザー:はな, へなちょこ, co_miwa, 梟小僧)