ドラマ ラヴソング感想など

※好意的な内容だけでなく、ドラマを見て嫌だと思ったことも書いてあります

昨日やっていたフジテレビのドラマ ラヴソングを母と一緒に見た。藤原さくらさんて女の子、可愛かった。だるそうなところと、下を向いた時のタレ目と、耳たぶないところが。役名は佐野さくらさんていうらしくて、混乱する。昔の俳優みたいに役名を芸名にしたのかと思ってしまった。違うんですね
ドラマなんて自主的に見たの1年ぶりくらいだった。さくらのお友達の女の子が結婚を伝えた時の、少し離れて人の目線と同じ高さで人物全員写したカメラワークよかった。リアルタイムであの場にいるように感じたし新鮮だった。
最初さくらがしゃべらないから、場面緘黙か?思ったけど吃音でしたね。喋ったら笑われるのが子供の頃から続いたらそれはそれは話したくなくなるだろうな。まだまだ努力が足りないとか口あるなら話しなさいとか、的外れで当事者側の気持ちを考えていないこと平気で言う人もいるし…(吃音のことに限らないが)

さくらが電話で予約しようとして、だめで、あーってなったり、お店に行ってメモを見ながら一生懸命店員に伝えているところは自分のことのように感情移入してしまった。電話、何度も推敲した台本必須だ。

途中まで楽しく見ていたけど、さくらが無断欠勤したあたりから、人が怒っている場面が増えて、見ている方(=わたし)の雲行きが怪しくなってきた。人の怒りが自分に向かっていると思い込む。フィクションでも現実でもこわくてしかたない。
さくらのために怒ったり頭に血が上って乱暴な態度になっていたあの男性のところでついに泣いた。自分がおこられているようにしか思えなかった。涙がダラダラ出てきて恥ずかしく、母にバレないように下を向いていた(絶対ばれてる)。

子供を守るために攻撃的になる親や、彼女のために攻撃的になる彼氏などよくある構図ですね。後者は特に少女漫画で見る(オレの女に手出してんじゃねーよ…!てやつ)。
たいていの場合は正当な理由で怒っているし、守らないのも逆に子供や彼女(こちらは庇護されるだけの立場ではないけど)が傷つくでしょうね。正解がどれかわからないけど絶対間違ってはいない。多数派。
でも怖い。何がだろう、父親がいつも怒鳴り散らしていたからかも。あと自分が守られるために親が怒ったり不満言ったりしてるの嫌だったなあ…贔屓に思えて嫌だった。自分の利益を邪魔されて怒ってる人間の方がまだ耐えられる(ここではいいとか悪いとかではなく、私が怖いか怖くないかって話をしています)。
話ずれたけど、あの辺からお風呂の支度をしだしたのでどんなふうに展開したか見てない。ただピアノ(だっけ?)ひいていた40歳の女性が、歌を歌いながら替え歌みたいに話をしだした。それをさくらがふふって笑ったら「話し方を笑われる辛さは知っているでしょ。こういう療法で頑張っている人もいるんだから笑っちゃダメ」ということを言って、その直後「♪〜 私は〇〇〜40歳の行き遅れです〜…ちょっと、ここ笑うところ!」とか言い出して えっ!婚活で頑張ってる人もいるのにそれをネタにして笑いにするのはいいのかよ!?と思った。間に受けすぎか… でもアラサーくらいで独身の女性のこと行き遅れとかいうの好きではないし、今後もこういった脚本が出るかもしれないのでもう見ないようにします。自衛は大事なこと。

ドラマはドロドロしている(こういうのが好まれるんだろうか)やつとかめちゃめちゃ傷つきやすい人間には辛いセリフとか多い。
その点、アイドルマスターシンデレラガールズの世界は、みんなキラキラで頑張って報われて、今を楽しんでいるアイドル達の明るい優しい世界が描かれていて最高です(ここまで一息)

(ハートをくれたユーザー:まんげつ, あすか)